「ピクトグラム」と「アイコン」の微妙な違い

Web制作で「ピクトグラム」や「アイコン」は便利です。

文章などの間にちょっと一息という具合で利用すると、その性質や特徴から分かりやすいコンテンツに仕上がります。

今やインターネット上には、ありがたいことに多くの「ピクトグラム」や「アイコン」のデザインが無料で使えます。

けれど、意味が曖昧です。

「ピクトグラム」と「アイコン」の意味は似ている?

現状では意味が混合されているのかもしれません。

どちらとも受け取れるデザインや明らかに意味が区別できるデザインまでざっくばらんです。

今一度、両者の理解を深めたいです。

「ピクトグラム」とは?

「ピクトグラム」(pictogram)の一般的な意味は、絵文字、絵を使った図表です。案内用図記号とも定義されています。

太古よりの象形文字が発端なのか、人型が多く思えます。それから視覚的にも見やすく分かりやすい2色のデザインが多いです。

以下に有名な一例を掲載します。

非常口の「ピクトグラム」(消防庁告示「誘導灯及び誘導標識の基準」)です。

一目で「逃げ口はあそこだ!」と判断できますよね。シンプルで理解しやすいです。

世界では大きく広くおいては「ピクトグラム」は国際標準化機構(International Organization for Standardization)の国際規格として様々な図記号(ISO 7001等)が定められています。

日本における「ピクトグラム」

なお、日本では1964年の「東京オリンピック」を機会に「ピクトグラム」の使用が広がりました。それから2020年「東京オリンピック」の新しい「動くスポーツピクトグラム」も発表されました。

多くの新しい「ピクトグラム」が標準化されても、受け取る者によって理解度に混乱を生じることも懸念されます。そのため規格の改正などの検討は慎重に行われているようです。

東京オリンピック2020「ピクトグラム」

リンク先をご参照いただければと思います。面白いです!

「アイコン」(icon)とは?

「アイコン」の一般的な意味は、肖像、偶像、図像、類似記号です。

例えば、私、sunachikoのweb上での「アイコン」は以下です。

近所に咲いていた「ノースポール」です。

可愛くて綺麗なので偶像としての意味合いで「アイコン」にしています。このように個人を示すためにも使えます。

もう一つ、近年において「アイコン」の主流な使われ方があります。それは後述します。

それでは「ピクトグラム」と「アイコン」の違いは?

実は特に深く考えなくてもいいと思います。

調べれば知らべるほど、同一の意味で使われていてよく分からなくなります。

「ピクトグラム」が「アイコン」として使われ、その逆の場合もあります。

そうするとデザイン性で考えるしかありません。

は、2色で初見でも一目見てなにを意味しているのかをが理解できるのが、「ピクトグラム」であり、カラフルで教えられて初めて意味を理解できるのが「アイコン」だと認識しています。

見分け方「ピクトグラム」

それでも違いが分かりずらい場合はあります。

例えばですが、私なりの「ピクトグラム」と「アイコン」の見分け方を示します。

「未確認飛行物体」( Unidentified Flying Object)による人間の「アブダクション」(捕獲)ですよね。

しかし「キャトルミューティレイション」(家畜が肢体や血液などを失った状態で発見される怪奇現象)と意味が混合されがちなので、この「ピクトグラム」は完璧な「ピクトグラム」とは言い難いでしょう。

このように2色で初見でも一目見て大体の意味が理解できるデザインは、「ピクトグラム」です。「アイコン」ではありません。

見分け方「アイコン」

前述した近年において「アイコン」の主流な使われ方です。

既にweb上で個人を示す「アイコン」の例は挙げました、もうひとつ主流な使われ方を述べていきたいと思います。

以下は私のスマートフォン(iphone)のホーム画面の一段です。

まったく知識のない状態では、左から「電話」、「?」、「?」、「音楽」ぐらいとしか認識できないでしょう。

答えは「電話」、「safari」(ブラウザ)、「メッセージ」、「音楽」です。

よくパソコンやスマートフォンに、新しいソフトウェアやアプリウェアをインストールして「なんだこの『アイコン』は?」と思った経験はありませんか?

それは「ピクトグラム」として制作された「アイコン」かもしれませんが、「アイコン」なのでしょう。

カラフルだけど教えられて初めて意味を理解できるデザインば、「アイコン」です。現在のGIU(Graphical User Interface)、web上においては必需表示とも言えます。

じゃあ「ロゴ」や「シンボルマーク」は?

これらも似ていますが、なかなか正式な判別基準はないような気がします。調べても訳が分からなくなります。

それでも総称して「マーク」は大枠として、なんにでも当てはまると思います。

おそらく制作者が「これは○○だ!」と言えば「○○」なのです。

まとめ

現代では「ピクトグラム」と「アイコン」という言葉が使われることが大多数です。

合わせて「ピクトグラムアイコン」という言葉も耳にしたことがありますが、余計にややこしく感じます。

無料ダウンロード

こちら(「ピクトグラム」や「アイコン」が無料ダウンロード可能なサイトまとめ)で実際にインターネット上にある、無料の「ピクトグラム」や「アイコン」を利用できるサイトを紹介しています。

現代用語の考察になってしまいましたが、まとめとして、述べてきましたとおり深く考えずに「ピクトグラム」や「アイコン」を有効利用していくのがいいと思います。

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